2010年6月2日水曜日

こめたび旅 2010春 【1日目①】

5月15日から2泊3日で行ってきた「こめたび旅2010春」
この時期見ものは新緑と山菜と山菜と山菜!
たった3日間ですが、今までに見たことのないもの、食べたことのないもの
初めて出会う人、初めて飲むお酒の量・・・いや失礼。
「秋田ってこういうことかぁ!」を行ってみて体験して頂きました。
では、ほんの一部ですが写真でご覧ください。

【こめたび旅:1日目午前中】
秋田空港から一路北上し、まずはこめたび旅では欠かせない場所、「五城目朝市」へ。
2,5,7,0のつく日に開催されている五城目朝市。400年前から開かれてきたそうです。今でもたくさんの人が買い物に来る生活の場です。
この日は、この春最初の山菜祭り!
ゴザの上で煮干しを売っているばあちゃんや、
何種類もの自家製の佃煮の味見をすすめるおじちゃん、

あっ美味しそうな匂い、、、

秋田県民なら誰もが愛する「だまこ汁」です!
都内などでは米を細長い棒に巻きつけた「きりたんぽ」の方が有名ですが、秋田では米を半殺しに(適度にすりつぶす)して丸めた「だまっこ」を入れたこの鍋もよく作られます。1杯200円也。

朝市の主役は、ばあちゃん。
山に生える山菜やきのこ採りの名人は、昔からの山の地形や美味しい山菜の在りかを一番熟知しているムラのお年寄りです。
朝市は、そんな元気なばあちゃん、じいちゃんの交流の場でもあります。


「おっ、若いのがいるの」と身を乗り出すばあちゃん。

ばあちゃん「うちの孫も東京におって・・・△@※%$#&”?¥◇・・・でなぁ。」
こめたび客「ええ、ええ、そうですか。」
ば「んだども最近孫ば・・・◇◎$%△&¥#@◇%・・・んだな。んだもんで@%&¥△%◇◎・・・」
客「はい、そうですね~。」
と10分も立ち話。
首藤「さっきのばあちゃんの話よくわかりましたね。私はほとんど聞き取れなくて。」
こめたび客「えぇ、ぼくも3割ほどしか・・・」
笑顔の交流も図れたようです。

さて、朝市散策をした後、同じ朝市通りの入口に建つ酒蔵「福禄寿酒造」さんにお邪魔しました。
冬の酒造りが終わって間もない蔵を、頭(かしら)みずから案内してくださいました。
後ろの柱に掛っている看板「良イ歌ヲ大ニ歌フベシ」
・・・気になる~~!!

みんな興味津々だったのは、蔵の心臓部、「麹室」。
お酒世界の言葉で、「一、麹、二、もと、三、造り」と言われる程、酒造りにとって麹造りは大切な工程です。
麹菌を扱う非常にデリケートな場所なので、見せて頂ける機会はそう多くはないはずです。


待ってました?!試飲タイム。
「うわぁ美味しい」「こっちもちょっと飲んでみたい」
「持って帰れるかな~」なんて言いながら買い込む。。

五城目のお祭りでお忙しい日だったにも関わらずお出迎えくださった蔵元渡邉康衛さん。
蔵人のみなさま、ありがとうございました!
さて、ここまでお付き合いありがとうございます。
次回は【こめたび旅:1日目午後】。びっくり驚きのお昼ごはんに始まり・・・
続きはまた明日。